「清潔できれい好き」と言われている日本人ですが、同時に「日本人は口が臭い人が多い」と多くの外国人が感じているそうです。ある調査では、在日外国人の約7割が「日本人の口臭にショックを受けた経験がある」と解答しています。

英会話の講師をしているんだけど、口の臭い女性がいてショックだったよ
また、別のアンケート調査においては、他人の口臭が気になる人が全体の68.2%となっています。

なぜ、日本人に口が臭い人が多いのでしょうか。
主な原因は2つあると考えられます。
- 口腔ケアが不十分
- ストレスが多い
口腔ケアが不十分
欧米にはボディタッチの文化があり、エチケットとして口腔ケアをきちんと行っている人が多いです。
日本にはそうした文化が無く、口臭に関する意識は欧米に比べて低いです。
それでも日本人の約8割は1日に2回以上歯磨きをしています。
しかし、30歳以上では8割以上に歯周病が見られます。
虫歯になる人も非常に多いです。
これは口腔ケアが不十分であることを証明しています。
ほとんどの人が歯ブラシで歯を磨くだけで終わりですが、一本一本丁寧に歯を磨いても、歯ブラシだけでは歯と歯の間に付着している歯垢を完全に取り除くことはできません。
歯周病や虫歯は最も歯垢の残りやすい歯と歯の間から進行していきます。
歯と歯の間に溜まりやすい歯垢を取り除くためには、歯ブラシで歯を磨くだけでは不十分で、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することが非常に重要です。

歯周病になってない?大丈夫?

朝と夜寝る前にきちんと歯を磨いているから大丈夫!

フロスか歯間ブラシも使わなきゃ駄目よ

えー、面倒くさいなあ
ストレスが多い
日本人は仕事に対して真面目で責任感の強い人が多いです。
給与の割に求められる役割が多く、ノルマがきつい仕事が少なくありません。
「~しなければならない」「~でなければならない」と言われることがよくあります。また自分でもそのように思い込んでいる人が少なからずいます。
強迫観念にさらされている人達が至る所にいると言って良いでしょう。
中には心身が壊れるまでストレスを抱え込んでいる人がいます。
せっかちな人が多く、自分の思い通りにならないとすぐにイライラします。
些細なことを気にする人が多く、口論に発展することもあります。
日本社会は大らかであるとは言い難く、日常的にストレスを感じやすい社会であると言えます。
蓄積したストレスが口臭にも悪影響を及ぼしていると考えられます。
