エチケットグッズとして注目が高まっている口臭チェッカー。複数の機種がある中で自分にぴったりのものを選び出すことは、なかなか難しいものです。商品のスペックは調べられても、実際の使い心地まではわかりません。
そこで、購入する前にぜひチェックしたいのが、ネット上に掲載されている商品レビューです。すでに購入して使っている人達のリアルな声は、大いに参考になるはずです。
今回は、口臭チェッカーの中でも特に人気の高い、タニタ社製のブレスチェッカーEB-100についてレビューを見ていきましょう。
評価にバラつきが見られる性能面。どう捉えるのが正解?
ブレスチェッカーEB-100のレビューをチェックしているとき、最も気になることが、性能に関する評価のバラつきです。
肯定的な評価としては
- 「自分の感覚や家族にニオイを嗅いでもらった感想と、測定結果の判定が一致する」
- 「正確な判定にびっくり」
- 「子どもが測ると問題無いのに、自分が測ると結果が悪いので、判定は信用できる」
- 「説明書をきちんと読んで使用したら、使い勝手が良く精度も信頼できる」
などの声が上がっています。
一方で以下のような否定的なレビューも散見されます。
- 「明らかにクサいのに、判定ではニオイ無しと出る」
- 「歯磨きをしたばかりなのに、結果が最悪なので信用できない」
- 「判定にムラがある」
口臭チェッカーの判定結果は、正しく測定できているかどうかによっても左右されます。例えば、自分が思っているより判定値が低い場合、息を吹き込む時間が短かったり、風のある場所で測ったりしている可能性があります。
また、ニオイがある場所で測ったり、器械自体にニオイが染み込んだりしている場合には判定値が高く出る場合もあります。加えて、歯磨き後は40分~1時間程度経過してから測定しないと、歯磨き剤の香料に反応し、判定が高めに出てしまいます。
口臭チェッカーは、器械に息を吹き込むという、ある意味オーソドックスな測定方法。それだけに、ちょっとしたことで判定結果が違ってきます。まずは説明書をよく読んで、正しい使い方を理解するよう心がけましょう。
レビューでは、性能に対して高く評価している声も多数あることから、正しく使えている場合には、ある程度判定結果を信用しても良さそうです。
いずれにしても、判定結果を絶対的なデータと考えるのではなく、「最近は安定しているな」とか「いつもよりニオイが強いから入念に歯を磨こう」など、口内の状況を把握する目安として活用すると良いのではないでしょうか。
他とは少し違う測定結果の表示形式に、戸惑いの声も…
ブレスチェッカーEB-100の特徴のひとつが、LEDランプを使った測定結果の表示です。多くの機種では、モニター画面に数値やイラストで結果を表示しますが、この機種では6段階の口臭レベルをLEDランプの色や点灯・点滅を使って表現しています。
そのような表示形式について、レビューでは
- 「判定結果の色の表示がわかりにくい」
- 「ランプの色や点滅の意味を覚えていられないので、説明書をいちいち確認するのが面倒」
- 「ランプより数値やイラストの方が良いのでは?」
などの感想が多く見られました。
一方で、以下のような肯定的な声が挙がっています。
- 「最初は覚えられなかったが、慣れたら問題ない」
- 「測定結果が光で表示されるのがおしゃれ」
- 「色の表示なので子どもが面白がって使っている」
ブレスチェッカーEB-100は、周囲に気づかれずにさり気なく測定できるよう設計された商品です。測定結果の表示に関しても、もし誰かに見られたときでも、すぐには意味がわからないよう配慮されているのでしょう。
パッと見た瞬間のわかりやすさはなくても、プライバシーを守りたいという人にぴったりなのではないでしょうか。
持ち運びのしやすさ、外出先での使いやすさは文句ナシの高評価!
外出先で使う機会も多いことから、持ち運びのしやすさは口臭チェッカーの大切なポイントです。その点、ブレスチェッカーEB-100はどのように評価されているのでしょうか。
- 「コンパクトで携帯しやすく、どこでも計測ができるため重宝」
- 「手のひらサイズで軽く持ちやすい」
- 「軽いのでバッグに入れていても負担が無い。気になった時にすぐに使えるのが良い」
- 「スッキリしたデザインで、持ち歩くのに便利」
- 「音が鳴らず、バイブの振動でチェックできるので、外出先でも気づかれにくい」
- 「コンパクトでデザインもカッコイイ」
ブレスチェッカーEB-100の特徴である、持ち運びしやすいコンパクトさと、シンプルなデザインについて、高く評価する声が集まりました。
さり気なく測定することを目的とした消音設計についても好評である一方、少数ながら「バイブの振動音はそれなりの大きさなので、近くに人がいるときは使えない」という声もあがっています。
ブザー音は鳴らないものの、完全な無音というわけではないという点は、考慮に入れておく必要がありそうですね。
まとめ
ネット上に掲載されている商品レビューをもとに、タニタ社製のブレスチェッカーEB-100について、使い勝手を検証してみました。レビューはあくまでも主観的なものではありますが、使用感の参考にはなるのではないでしょうか。
上記で紹介してきた声のほかにチラホラと挙がっていたのが「最初は使い方が難しかった」や「使い方に慣れるまでは、測定結果がうまく出なかったけれど、慣れたら安定してきた」という声です。
他の機種に比べると、モニター画面がない分、非常にシンプルなつくりになっているため、測定方法に戸惑う人もいるようです。
しかし、説明書をよく読んで正しい方法を理解すれば、簡単に使えるようになりますし、判定結果の精度にも納得できるようになるでしょう。
